いま、近代を象徴する物質文明・合理主義は限界を迎えつつあると言われています。次の(次の)社会では、知や情報や関係性など形のない価値も重視されます。私たちは、新しい価値を再編集することが必要だと考えています。
すずかんゼミは、慶應義塾の理念に基づいて、次の(次の)社会の先導者になるための学び方を研究しています。自我作古、実学、共育をはじめとする福澤諭吉先生の教えから新たなパラダイムを構想し、さまざまな守破離を積み重ね、卒近代のソーシャルプロデューサーを養成しています。その手法の一つとして、ゼミ生一人ひとりが実際にプロジェクトを遂行することで、「社会に対して価値を生み出すこととは何か」と改めて問い直し、学びを深めあっています。
鈴木寛とSFCとの関係はSFC開設以前の1988年に、後に初代総合政策学部長となる故・加藤寛先生とご一緒に行政改革などのお仕事をさせていただいたことからはじまります。
情報政策に携わる通商産業省の立場から、新しいインターネット社会やそれを担う人材の育成を先導するSFCの成長と進化を見守りました。特に1995年からは、さらに多くの学生や教職員のかたと協働し、本格的に産官学の共同プロジェクトに着手しました。以降、個人としてもSFCの学生の指導やITベンチャーの立ち上げなどを支援してきました。
そして1999年、助教授に着任すると同時にスタートしたのが、現在に続くSFC鈴木寛研究会(通称: SFCすずかんゼミ)です。
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すずかんゼミに所属する学生は、様々なフィールドでプロジェクトを起こし、プロジェクトを通じて、社会にグッドインパクトを残しています。